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日本相撲協会が幕下付出基準を厳格化したのは

日本相撲協会が幕下付出基準を厳格化したのは、下積みの重要性と共に、鳴り物入りで大学卒業後デビューした久島海啓太や琴光喜啓司よりも、タイトル獲得後すぐ大学を中退した武双山、雅山が一気に番付を駆け上がったことから、真に実力のある者はすぐに関取に昇進できるように優遇し、その他には付け出しを認めないことで、年齢の若いうちにプロデビューさせるいわゆる「叩き上げ力士」の増加も狙ってのことだが、学生相撲出身等の実力者が前相撲でデビューすると序ノ口や序二段の優勝を含めた成績上位者を占めることが多いため、「高校、大学相撲経験があった方が有利」という状況は覆ることはなく、基準が厳格化しても、相撲協会の思惑に反して中卒の叩き上げで成長する力士は思うように増加しないのが現状である。

また、見直しの契機となった栃乃花も3年時に学生選手権で3位に入るなど、故障がなければ幕下付出資格を取得していた可能性が高い実力者であり、見直し以降前相撲から初土俵を踏んで関取昇進を果たした力士もほとんどが旧基準を満たしている。大学で4年間相撲部に在籍し、実績が旧基準にも満たない力士で関取昇進者はおらず、青海竜正明、薩摩力一真など低迷している力士が多い。このように、基準見直し以降の前相撲デビュー学生出身関取の増加は「前相撲から取った力士が下積み経験のおかげで昇進を果たした」のではなく、あくまで「付出力士に匹敵する実力者が前相撲から取った」結果であり、前者に該当する力士は基準改正以前を含めても大翔山豪志、古市貞秀、北勝光程度である。
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平成18年(2006年)5月場所において、幕下15枚目格付出で初土俵を踏んだ下田圭将が7戦全勝優勝を達成し、内規によってデビュー1場所での十両昇進が有力視されていたが、十両下位の力士の負け越しが少なかったこともあり昇進は見送られた。

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2009年09月28日 15:31に投稿されたエントリーのページです。

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